ぐ~たらばんざい♪

ご贔屓さん中心の狂言・演劇の感想、ガキんちょの成長記録や落書きざんす。

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観ました♪『狂言ござる乃座41st』

青(藍色?それとも群青色かな?)い地に満開の桜の花弁が散るパンフレットの表紙がとても綺麗です。そのパンフレット最初の萬斎さんのお言葉より・・・40回という一区切りを超え41回目の公演となる今回は、静かで品位のある演目で人物の細やかな心の動きやドラマ性を感じるものを選んだ・・・とのことです。

『狂言ござる乃座
2009年3月21日(土) 宝生能楽堂
14:00開演 15:45終演

◆『成上り』
太郎冠者:石田幸雄、主:高野和憲、すっぱ:竹山悠樹、後見:岡 聡史

◆『八句連歌』
貧者:野村萬斎、何某:野村万作、後見:深田博治

◆『牛盗人』
藤吾三郎::野村萬斎、奉行:野村万之介、太郎冠者:深田博治、次郎冠者:月崎晴夫、子:野村裕基、地謡:竹山悠樹、石田幸雄、野村万作、高野和憲、岡 聡史、後見:時田光洋


公演後は遠征されたにこりんぼさんとお喋り&お食事♪
今回も楽しい時間を過ごさせていたらきましたぁ~、アリガトウゴザイマシタッ!




『成上り』
<あらすじ>
主人と太郎冠者は鞍馬寺に一晩参籠をする。二人が寝いったところにすっぱが現れ、太郎冠者の抱えている主人の太刀を盗み青竹とすり替えてしまう。目を覚まし青竹にに気付いた太郎冠者は自分の失態を誤魔化そうと、太刀が青竹に成上がったと言うが主人に見抜かれ叱られる。二人はすっぱを待ち伏せし捕らえるが、太郎冠者は徐にすっぱを縛る縄を綯い始め、終いには間違えて主人を縛ってしまい、すっぱに逃げられてしまう。


石田さんの太郎冠者を観るのは、もしかしたら初めてかもです。”成上り”の例をもっと滔々と語りまくるのかと思ってましたが、「そりゃ違うだろ」と意外にサラリと高野主人にかわされ嘘がバレてましたね、アハハ。それにしても、石田さんの太郎冠者は大らか朗らか芯から人が良さそう、誤魔化そうとしても腹黒さなんて微塵も感じられない、驚いた顔なんてバッカぢゃないの~っての通り越して可愛いかったりする憎めない超の~たりん。同じの~たりんでも、ちょっと悪戯小僧系な萬斎さんの太郎冠者とはまた違った雰囲気を醸し出しておりました。そんな太郎冠者に合わせたのか自然になってしまったのか、高野主人も呆れ果てて自分から犯人を取り押さえなけりゃならない状況になってしまうけれども、怒っている表情は穏やかでございました、ギャハハ。羽交い絞めされた竹山すっぱとの右に左にのステップも、ダンスを踊っているかのよ~に楽しげでしたし(そんなことないかっ!?)。

『八句連歌』
<あらすじ>
連歌を嗜む男が借金をするがなかなか返すことができず侘びを言いに行くが、貸主は男がまた無心に来たのかと思い居留守をつかう。男は仕方なく庭に咲く桜を見て発句を詠み帰ろうとするので、貸主は声を掛け内へと招く。二人は貸し借りの駆け引きを巧みに句に詠み込み合い、最後に感じ入った貸主が証文を男に返す。


借金を返せない男を演じる萬斎さんが、私は今まで観た中では珍しく最初からしずしずと八の字眉で登場したのが印象的でした。同じく借金を詫びるのでも『仁王』の博奕打とは違った空気をしょってたように私には感じられました。侘びを言いたい相手の主人が留守と知った時の寂しい背中にも、とても残念な気持ちが表れていて「お気の毒に、、、」と言ってあげたいくらい。狂言にも、こんな人物が出てくることもあるんですねぇ。貸主のちょっとイヤミっぽい催促を読み込んだ歌にはクスリとさせたれたりしましたが、証文を返すくだりにはお互いを思いやる心が感じられ爽やかな感動を覚えましたぁ。観ていて自然と顔がニコニコしてくるような心の和んでくる曲です。貸主が一回返しかけた証文をまだ懐に仕舞おうとして、男がお~っとっとっと、と焦って引き戻すところなど、しっかりと笑いを入れてくるあたり”狂言やるぢゃん”なんぞと思ってしまった次第でございますルルル。

『牛盗人』
<あらすじ>
鳥羽の離宮の牛が盗まれ、犯人を教えた者にはどのような褒美でも授けると高札を出すと、子供が現れ犯人は藤吾三郎であると訴える。捕らえられた三郎は覚えが無いとシラを切るが、訴え出たのが子供が自分の息子と知って驚いて嘆き、罪を白状する。三郎は息子の仕打ちを恨んで泣くが、息子は褒美に父の助命を求め、実は他人の訴えで父が処刑されないよう自分が訴えたのだと言う。三郎は感激し、奉行ももらい泣きして三郎を許す。三郎は喜びの舞を舞う。


今回は脇正面席では初めての前方席だったので、どんな感じの観え方すんだべ、と思ってたんですが、まぁ~景色良かったっス。この曲では橋掛りに出てこられた藤吾萬斎三郎ったら真横ぢゃぁないですかっ。そして目の前での太郎次郎冠者と三郎のドタンバタンの立ち回り(と呼ぶのでしょ~か?)、これにはかなりビックラこきました、深田さんがあの大きな体で吹っ飛ぶんですから。狂言師さんってある程度の運動神経も持ち合わせてないとでけませんねぇ。お縄になりシラを切っていた三郎が、自分の息子に裏切られたと思い苦悩する場面では、今まで観た狂言の中では観る事の無かった苦しい表情の萬斎さん拝ませていたらきました。途中、会場から笑いの漏れる場面もソコココにありましたが、私は笑えなかったなぁ~、息子の心情を知った万之介奉行の泣きくらいかな、クスッとなったのは。感動の大作映画を短時間に凝縮したようで、とても見応えがある曲でした。最後に魅せる息子の深い愛に感激した萬斎三郎の舞は美しかったっ、この舞にはギュギュッと心を掴まれたような感じがしました。
裕基君が子方を勤められるのもあと2~3年だろうと萬斎さんもパンフレットに書いてらっさいますし、裕基×萬斎親子のコンビでギリギリまで何度でも観せていたらきたいと思った次第でございますルゥ~。

今回の演目の組合せ、軽い笑い+ジワ~っと感動+重厚ドラマの組合せは大満足でした。狂言の面白さが自分の中で益々広がってってますデス。
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| 伝統芸能を観る | 2009-03-21 | comments:2 | TOP↑

COMMENT

素早いっ!!

早速のUPお疲れ様でした~!
こちらこそ楽しい時間をおおきに<(_ _)>
お笑い要素の少なかった後半2曲、実はまだ嚥下し切れずにいます^^;

| にこりんぼ | 2009/03/22 09:47 | URL | ≫ EDIT

にこりんぼさん♪

番組UPはしましたけど(だって写すだけ)、感想がまだなのですぅ~。
八句~は難しいですよねぇ。
牛~は私の席からだと、うつむいた三郎の顔がよく見えて、、、へへへ。
私はとりあえず雰囲気だけで、なんだかホノボノしました。
また次回お会いするのを楽しみにしておりますルルル♪

| とぐろ | 2009/03/24 11:57 | URL | ≫ EDIT















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