ぐ~たらばんざい♪

ご贔屓さん中心の狂言・演劇の感想、ガキんちょの成長記録や落書きざんす。

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観ました♪『狂言劇場 その伍』

舞台芸術としての狂言
『狂言劇場 その伍』

2008年11月24日(月) 世田谷パブリックシアター
18:00開演 19:50終演(休憩20分)

Aプログラム
◆『磁石』

すっぱ:野村万作、田舎者:高野和憲、宿屋:深田博治
<あらすじ>
旅の途中ですっぱに騙され、宿屋の亭主に売り飛ばされそうになった田舎者。しかし自分は「磁石ノ精」だと逆にすっぱを騙しにかかり・・・。

◆能楽囃子
笛:栗林祐輔、太鼓:小寺真佐人

◆狂言による『彦市ばなし』
原作:木下順二、演出:野村万作、野村萬斎
彦市:野村萬斎、天狗の子:月崎晴夫、殿様:石田幸雄
<あらすじ>
天狗の子から隠れ蓑をだまし取ったウソつきの名人、彦市。父親の大天狗からの仕返しを恐れて、今度はお城の殿様から天狗の面をせしめ、さらに河童を釣ってみせるからと大天狗の好きな鯨の肉を手に入れた。これで万事順調に進むはずが、騙されたと気付いた天狗の子に鯨の肉と天狗の面を取り返され・・・。


『磁石』
田舎者高野さん。ファンな私は出てきた途端にニヤニヤも~どです。似合うなぁ田舎者、素朴なんだもん。なんか怪しい、騙されてんぢゃぁなかろ~かと聞き耳立てる様子もかわいらしぃです。磁石の精になりすまして「あ"~~~っ」と大口開けてデカい声出すのも、ちょっとお馬鹿っぽくて可笑しい。あぁ~、すいません、全てかわいらしく観えてしまってます。死んだフリの磁石の精高野をすっぱが起こそうと揺り動かしたら、高野さん床に頭ゴツンしてましたけど、席が近かったもので、、、響かせる舞台ですからちょっとの音でも響きますわなぁ。そんな座席位置のせいで後ろ姿が多かったのが残念。磁石の精をピョンピョンと飛び越すすっぱの万作さん、なんて軽やかなんでしょぉっ、御年を考えると驚いてしまいます。それにしても、すっぱを演じてもお品の良い万作さんです、あの調子で話しかけられたら、信じちゃいますよねぇ、まさかすっぱだなんて思わないっての。

◆能楽囃子
お二人での能楽囃子。無知な私はお囃子って笛・太鼓・小鼓・大鼓がきまって居るもんだと思ってましたが違うのですね、、、。”一調一管”とゆぅことだそぉです。たった二つの楽器での演奏ですが、全く音が足りないなどと思うこともなく、途中からの調子の良いお祭りのような音(何て言うんでしょ?)にはついつい釣られて頭が動きます。

休憩時間、舞台裏でガタガタッと大きな音。なにか倒したか落っことしたかしたっぽい(どぉでもいぃことですけど)。黒い服着たスタッフの方が舞台を拭きにでてきました(どぉやら、汗ダラダラだった高野さんの落としていった水滴を拭いてた模様)。

『彦市ばなし』
彦市どん、空色に白い瓢箪の肩衣は鮮やかですねぇ。真正面の橋掛かりの手前に大きなスクリーンが吊られ大木をイメージさせるように”葉”といぅ字が映し出されてます。「えいッ、えいッ、やぁ~~っ。」と声はすれども姿は見えずぅな子天狗が、楠の木相手に剣術の稽古をする声が聞こえ、葉っぱ(”葉”と緑で印刷された紙!ローテク!)が下手上手の天井からパラパラと落ちてきます。私の膝の上にも1枚ひらぁ~っと、そらぁ頂いて参りますよっ。彦市どんは釣竿持って、「にほんごであそぼ」と同じ調子で流暢な熊本弁(なんちゃって?)で喋りだします。月崎子天狗の「わぁたいたい」と「なぁ~、貸してェ~。」はカワイイねぇ。殿様登場シーンでは楠の木の真ん中に”城”の文字が映し出され、、、あれっ!?”殿”だっけか!?判らなくなりました。そんなスクリーンが揚がると、橋掛かりの一番向こうに殿様がキンキラ装束で台の上に座ってます。私の座席からだと橋掛かりが邪魔になってよく観えないぃ~っっ。でも、天狗のお面めっけて喜んでる石田殿様の声を聞くだけで、満面の笑みを浮かべてるのが判るのだぁ。「あらしもた、うっかり身分ばあかしてしもた」は爆笑ですね。ちっさい車にのすんごいちっさい鯨を乗せて紐ひいて登場する殿様もかぁなり笑えます。。くじらの目がニンマリとふざけた形で妙にかわいらしかったし。河童釣りの餌にと鯨を切る殿様、1度目3度目は「ヤァーーッ」なんて変に気負って切るのですが2度目だけが無言で神妙に切ったりして、それが可笑しくてまた笑っちゃいます。そして切った鯨の肉を取る時のマジックテープのビリビリビリ・・・って音、これがまた可笑しい。「あれ、またチャポンでゆぅた」も可笑しいぃ~。喋るの全部が可笑しいですよ殿様!
竹の皮はこんな太い竹があるんかぃっ、くらいのデカい袋だし竹の皮。その竹の皮(袋)に鯨の肉を隠す彦市どんですが、しっかりと客席に鯨のお顔が向くよぉに入れてました。あ、、、子天狗、楠の木の上に吊る演出ってどぉなのでしょかねぇ?もっとローテクでもいぃのでは?とか思ったりなんかして、、、。
「どぉ~~ですお客さんっ!」と客席に向かって灰で透明になった様子を見せる鼻高々な彦市。”お客さん”は付け加えた台詞ですね。妻を追いかけて下手橋掛かりを小走りに幕に消える彦市ですが、そのまま舞台横を途中で肩衣脱がせてもらいながら走り抜け、下手の通路から橋掛かりの手前を通り舞台に飛び乗る彦市っ。五輪の体操選手みたいな着地もバッチリ決まりカッコいがったッスよ♪
ウ~イ、ヒックッッの酔っ払い方って今は聞かないよねぇ~、サザエさんくらいでねぇのぉ~、波平さんだったら頭にネクタイ巻いて言ってそぉだわ「ウゥ~イ、ヒックッッ」。原作だと子天狗や殿様に驚いて川に落ちた後は、ぐったりへばってることになってるけど、萬斎彦市どんはただただ泥酔彦市でしたねぇ~。目の前の柱のところまで泳いできた彦市どんの手、キレイだ。自分の手と見比べる私、、、ハァ。
これも原作にはない演出、殿様までが応援しながら面白がって一緒に泳ぐことに!下手橋がかりの前で祭りのような囃子に合わせ、彦市&天狗&殿様順に並びシンクロばりの格好は爆笑でしたぁっ。なんだか嘘うそウソでガンジガラメになった彦市どんだったはずが、隠れ蓑は無くなっても八つ裂きにされる心配もなくなり、河童ぢゃぁないのに河童と思い込んだ殿様は川の中の大立回りに大喜びっ。結局は万事丸く収まったってこってすか!?ぎゃはは!!
石田殿様はお人好しで陽気で明るく太っ腹で、周りに居るだけで幸せになれそな感じ。こんな殿様がいる国には悪い事件なんか起こらなそぉ、起こったとしても嘘つきの誰かが巻き起こす他愛も無い騒ぎくらいなんぢゃぁないでしょか。月崎さんは、その独特の声が天狗の子供といぅ想像するしかない訳わかんないキャラに凄く合っていて、幼く素直な様子が良くでてましたぁ。萬斎彦市どんは、あっけらかんとしていてちょっとずる賢い雰囲気が萬斎さんのキャラによく合ってますねぇ。ちょっと嘘が上手いだけであんなに鼻高ぁくなっちゃうってのが、なんかちっせぇなぁ~って思えてオッカシィですよねぇ。
って感じですが、とにかく石田殿様と月崎子天狗ところに美味しい所ザザーーッと持ってかれた感じの彦市どんでしたぁ~。


『狂言劇場 その伍』劇場ツアー 13:00~14:30

この日は、昼間に劇場ツアーに参加させていたらきました。
天井が青い空に白い雲だったことなんて全然知りませんでしたぁ、そぉいえば客席で天井なんて見上げたことなかったかも。舞台に敷き詰められた板が湿気と乾燥で膨らんだり縮んだりすることとか、背景やピン照明の当て方とか、ピン照明さんのお部屋が一般家庭の暖房器具を数個入れたよぉな暑さになることとか、そのために冬でも冷房入れなきゃならないこととか、揚幕の素材にまで気を使ってることとか、担当のスタッフの方が揚幕を竹棒で上げ下げする練習をしてたこととか。。。私がニヤニヤしながら観てる間、一瞬たりとも気を抜かず集中してお仕事してるスタッフの皆さんがいらっさることに改めて気付かされ。そんなスタッフの皆さんの頑張りがあればこそ、舞台もより素晴らしいものになるんですよねぇ。とっても楽しく興味深い体験をさせていたらきました!
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| 伝統芸能を観る | 2008-11-29 | comments:4 | TOP↑

COMMENT

楽しい雰囲気が・・・

こんにちは
ずぅ~っとニタニタしながら読ませて頂きました(^^)
また大阪でも彦市っとんに会える日が来ないかなぁ。。。

| にこりんぼ | 2008/11/30 15:48 | URL | ≫ EDIT

うわぁ!あんがとっ(≧人≦)

素晴らしい詳細レポッ(≧人≦)あんがとっ!
おかげでへみぞーが観た23日とどこが違ってたのかが判明しました!
コンピュータがご機嫌斜め・・・ってことでしたが、
萬ちゃんお得意の、スクリーンに現れる「字」が出せなかったんですなー(; ̄∀ ̄A
なので、葉っぱはらはらもなかったんですなー(T∀T)
あれがないとずいぶん違う気が・・・(; ̄∀ ̄A
でもまあ、萬ちゃんが「小道具を使わず素手で演じるのが狂言ですから」・・・と、言い訳しとったので、
ま、それはそれでオンリーワンの演出だったと解釈しとこうっと(笑)

へみぞー的には超久々の萬遊で、舞い上がりまくって記憶が飛んじゃってたので、
とぐろさんのレポを読んで、今、細部を思い出しつつ脳内上映中です~(≧∀≦)
ああん、今、もっかい観たいよーーーっ!

| へみぞー | 2008/11/30 21:08 | URL | ≫ EDIT

にこりんぼさん♪

「彦市ばなし」を観るのは「にほんごであそぼ」が初めてで、
ありゃオモシれぇ、と相当期待してたんですけど、
その期待を上回って可笑しかったですぅ♪
他の配役で観たことがないので比較できないんですけど、
でもあんまりにバッチリ息の合った3人なものですから、ホントに楽しかったです。
近いうちに関西でも公演があれば嬉しいですよねっっ!

| とぐろ | 2008/12/02 02:08 | URL | ≫ EDIT

へみぞーさん♪

23日はコンピュータ君がご病気だったんだすかぁ~、、、。
そいえば、楠の葉が落ちてくるのと一緒にスクリーンに映った”葉”もユラユラ揺れてたし、お殿様が天狗のお面を付けて出掛けようとすると、スクリーンに映し出された”殿”の文字に”天狗”の文字が重なるっつぅ仕掛けもありました。
劇場ツアーでは、舞台上に川の流れも映し出されるみたいなことも聞いたよぉな気が、、、でも私の席からは判りませんでしたぁぁ。
そっかぁ~、葉っぱも落ちてこなかったのかぁ、、、。
そぉそぉ、オンリーワンですよ、それはそれで他の日を観た人にはできない経験だもんに。
灰で透明になってるはずの彦市が走りこんでくる橋掛かりの手前の通路、あそこも劇場ツアーで歩かせていたらいたんですけんども、結構凹凸があったよぉな、、、。
でも流石に身軽な萬斎どん、あの勢いでもつまづくことなく100点満点の着地でしたねぇ~、ゲヘヘ。

| とぐろ | 2008/12/02 02:22 | URL | ≫ EDIT















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