ぐ~たらばんざい♪

ご贔屓さん中心の狂言・演劇の感想、ガキんちょの成長記録や落書きざんす。

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観てきました♪『狂言ござる乃座-40th Anniversary-』

今更ですが、万作の会主催公演には「万作を観る会」、「狂言ござる乃座」、「野村狂言座」、「よこはま万作・萬斎の会」、「狂言ざゞん座」があり、それぞれに意味目的があるとのこと。今年夏前あたりから狂言を見始めた私、そんなこと全く気付かず日程と場所で観る公演を決めておりました、、、ははは。
今回拝見した『狂言ござる乃座』は20年も続いてるんですね、すごいっ。そして、、、初めての宝生能楽堂、地図を確認したにもかかわらず、能楽堂と全く反対に歩いた私であります。

『狂言ござる乃座 -40th Anniversary-』
2008年9月25日(木) 宝生能楽堂
19:00開演 21:00終演(休憩20分)

狂言「咲嘩」
太郎冠者:野村萬斎、主:石田幸雄、咲嘩:野村万之介、後見:破石晋照
あらすじ:
連歌の初心の会を開く当番に主人が当たる。都に住む伯父に宗匠を頼もうと太郎冠者を使いに出す。心躍らせながら初めて都を訪れた太郎冠者は、主人の伯父をどこに訪ねればよいか顔も知らないことに気付く。大声で伯父を探すうち、名乗りを上げる者がいた。連れて帰ると、主人にあれは見乞の咲嘩という有名な盗人であると言われて、、、。

素囃子「盤渉楽」
太鼓:亀井広忠、小鼓:幸 正昭、太鼓:金春國和、笛:松田弘之

狂言「歌仙」
柿本人丸:野村万作、僧正遍照:野村萬斎、参詣人:竹山悠樹、在原業平:深田博治、小野小町:高野和憲、猿丸太夫:月崎晴夫、清原元輔:石田幸雄、地謡:中村修一、破石晋照、野村万之介、加藤 聡、時田光洋、後見:岡 聡史、野村良乍
あらすじ:
和歌を嗜む都の者が和歌の神である玉津島明神に参詣し、歌仙を描いた絵馬を奉納して通夜をする。すると、柿本人丸・僧正遍照・小野小町・在原業平・猿丸太夫・清原元輔という歌仙たちが、和歌の徳を讃えつつ絵馬から抜け出てくる。名月のもと探り題による歌合をすることとなり、一同はそれぞれ猿丸太夫の用意した難題を引き当てる。歌を詠み合ううち、小町との仲をからかわれた遍照は腹を立てて、、、。


『咲嘩』
約30分程の曲。太郎冠者って凄いですねぇ、何が起ころうともヘコタれない、前向きで明るい性格はたまらんです(いろんな意味で)。うぐいすのことを”ぐいす”と連発、そこまで何も知らないとはっ。主人の代わりに咲嘩をもてなし、影から主人に指図通りにしろと言われ、そのつもりなのにトンチンカンなことばかり言ったりします。主人が出てきて一緒に部屋に居るというのに、先程の指示通りに全く同じ言動、そんな太郎冠者を怒った主人に叩かれれば全く同じく咲嘩も叩かれる。ついには突き飛ばされ転ばされ、咲嘩は盗みに入ったはずなのにお間抜けな太郎冠者のせいでとんでもない羽目に。叩かれた時の万之介さんの表情が可笑しい!盗人ということで本当は悪人のはずの咲嘩ですが、万之介さんのキャラのおかげか私にはどうもお人好しに感じられちゃって。そんな咲嘩があまりのお間抜けな太郎冠者に、自分の仕事も忘れてただもう呆気にとられているという感じです。初めて観た狂言「狂言劇場その四」の「子盗人」で、イィ~イ感じにヌケたほんわかモードの盗人を演じていたのがやはり万之介さんだったんですよねぇ。あの雰囲気は絶妙です。萬斎さんの太郎冠者は、出てくる時からあのトボケタ表情、思わずこちらもつられてニンヤリしてしまいます。どぉなっちゃってんのコノ人!?と頭ん中を疑ってしまいそうなくらい馬鹿正直、相手の正体などすっかり忘れていぃ気分でお喋りしちゃってたりで、まるでバカボンのパパみたい。解説などされてる時の機敏でチョイ邪悪な萬斎さんはどこへやら。萬斎太郎冠者が万之介咲嘩を振り回し転ばすところ、とても優しくゆっくりとされてて微笑ましかったです。
コピーコピーで済んでしまう現代にも繋がる怖さを感じるといえば感じますが、そえにしても主に何をされても憎まれ口ひとつ叩かず明るく愛嬌のある太郎冠者って、本当に愛すべきア○君です。

『歌仙』
約1時間の曲。六歌仙が橋掛りにズラリと並んだ姿は、装束・面子とも豪華でホォ~っと声が出そうになりました。地謡・後見には「咲嘩」でいたぶられた万之介さんと若手さん達も登場され、囃子方も「盤渉楽」を演奏された方がそのまま残ってられて舞台は一杯。
高野さんの小町はお似合いですね、面がなきゃいいのにぃ。生真面目そうなのに遍照をからかう石田元輔の表情も可笑しいんです、目がクリクリしてて。からかわれて怒った僧正遍照が「ソレ、素ですか?」みたいに巻き舌っぽくになったり、大太刀(だっけ?)を取りに戻る際、橋掛りを小走りする姿は爆笑でした。大太刀を振り回したり薙刀をピョンと飛び越したり、正面にある階段に片足かけて石田元輔(深田業平かな?)と月崎猿丸の薙刀を大太刀でもって頭上で止めたりと萬斎遍照は非常に格好良ろし。狂言ってこんなに激しく動いたりするのね、なんて思う観劇暦少ない私だったりします。遍照を狙った業平の矢が、盾になった小町を見てポロリと落ちるってのがツボで、帰りの電車の中で思い出してニヤニヤしてしまった、、、。柿本人丸がいつまでも小町を諦められないってのもまた可笑しいです。歌人ときくと皆さんお品のヨロシい方達のように思ってしまうんですけど、こんな他愛もナイことで争うなんてっ、やっぱ笑っ!
そういえば、柿本と取っ組み合いの喧嘩をしようと遍照がこん棒を投げるのですが、ガランガランと結構デカい音が響いて少々驚いてしまいました。あれっていつものことなんでしょか?あと、弓や刀を持って皆で争う前に後見の方が皆の袖を捲り上げるんですが、袖の中に紐が通してあってソレを引いてキュキュッと縮ませていたのですが、これもいつものことなんだろか?着物を畳んだり、斧を結わいたりと実際に時間をかけてやってたりするわりに、なんだかワザを使ったなぁ、なんて思ったもんですから。
それにしても、萬斎さんの謡の声は表情がありよく通って美しいでござる。

今回は『ござる乃座 40th』記念ということで、二曲とも和泉流占有のものだそうです。パンフレットの萬斎さんの言葉にありますが、『歌仙』は普段狂言では使わない能がかった装束や道具が必要だそうで、それを手持ちでまかなえるようになり、演者の人数も揃い大勢物ができるようになったことは、萬斎さんの一つの感慨とのことです。
そして、そんな公演を拝見することができた私も、嬉しいのでありまするるる。
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| 野村さんあれこれ | 2008-09-27 | comments:0 | TOP↑

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